カッコよく生きようぜ。

歴史に名を残すような奴も地道に積み上げていったんだ。コツコツやろうぜ。

カタンなどの戦略ゲームはマーケティングの基本が学べる。

カタン」というボードゲームで10連勝くらいしてるコーラペンギンです。

今回はこの「カタンというボードゲームの説明」と「こういうボードゲームって結構いいよね!」

ってことを書いていきます!

f:id:colapengin:20180227180410j:plain

 

 

 

基本的にゲームというのは「やる意味ない」と悲観的に捉えられがちですが、

僕的には意味のないことなんてこの世にないと思います。

どう認識してやるか。

それだけかなと。

ちょっと脱線しそうなので話を戻すと、

このカタンというゲームで何が学べるのかを書いてみましょう。

その後簡単にルール説明してみます。

 

 

カタンから学べること

1、多様性の持った勝ち方ができる。

基本的に日本社会で生きていると正解は1つです。

小、中、高、大学、社会人

と身分は違えど求められることは同じです。

「決まった答えをいかにミスらずにやるか。」

 

これを早く正確にできる人間ほど評価されます。

文字通り社会の歯車になるのです。

感情も何もない。

機械に徹して「いい点数をとる」「間違わずに決まった仕事をする」

これをできる人間が評価されるのです。

 

つまりそこに需要があるのであればそれを追い求めるでしょう。

その結果常に正解を求めようとして

「会社を辞めるということができずに自殺する。」という事態が起きるのです。

日本の教育は闇が深いと思いますねー。

 

それでカタンの話に戻りますが、

カタンでは基本条件として最初に10点を取ったら勝ちです。

勝利条件はそれだけです。

でも勝ち方は1通りではありません。

自分なりの勝ち方ができるのです。

 

駒の説明をしますね。

まず点の取り方ですが、

f:id:colapengin:20180406164608j:image

f:id:colapengin:20180406164526j:image

「家」を建てると1点、「都市」を作ると2点。

そして「道」を5つ以上建てると最大交易路といって2点もらえます。

 

じゃあこの一番下の発展カードは何か?というと、

5種類の特殊カードがあってそのカードの効果を得られます。

その効果や詳しい説明は今回は省略します。

とりあえずその5種類の中に

「1ポイント」というカードがあったり、騎士と呼ばれるカードを3枚集めると

最大騎士力といって2点もらえます。

f:id:colapengin:20180406164642j:image

 

 

点の取り方は以上です。

あとは上手くこれを組み合わせて10点先に取った人が勝ちです。

詳しい説明や勝つための戦略なんかはまた別の機会に紹介するので、今回はなんとなく理解してもらえれば大丈夫です。

 

 

 2、誰もが勝てるチャンスがある。

戦略が大事なゲームとはいえ戦略が全てだと初心者は楽しめません。

僕は将棋なんかもたまにやるんですけど、将棋は完全に実力の勝負です。

運要素はありません。

でもカタンでは誰もが勝てるチャンスがあるゲーム。

 

ゲーム展開としては、2個のサイコロを転がし、その目がでたマス目にある物資をもらえるという感じです。

つまり誰か1人に集中的に物資が集まって、全く物資が集まらなくなるということも全然あり得ます。

 

そして確率の問題ですが、サイコロを2つ転がして一番出やすい目はなんでしょうか?

これは「7」です。

「1と6」「2と5」「3と4」「4と3」「5と2」「6と1」の6通り

 

その次が

「6」の「1、5」「2、4」「3、3」「4、2」「5、1」

「8」の「2、6」「3、5」「4、4」「5、3」「6、2」で5通り

こんな感じで2つのサイコロを転がして出やすい目の所に置くのが基本的にはいいですよね。

 

ちなみに1番出にくいのが、

2の「1、1」

12の「6、6」の1通りしかないこの2つの数字です。

これはカタンの知識がなくても数学の確率の問題なので独自ルールを覚えなくていいのでわかりやすいと思います。

これも戦略のところで改めて書こうと思いますが、こんな感じで運要素もあるため誰でも楽しめます。

 

3、交渉の大事さが学べる

カタンというゲームには「交渉」という機能があります。

自分が持ってるカードと相手のカードを交換するのです。

 

カタンを進めていくと自分が欲しいけど中々手に入らない物資というものが出てきます。

逆に自分は大量に持ってるけど相手の人は持ってない物資というものも出てきます。

そこで交渉です。現実世界と同じですね。

基本的に人は何個ものジャンルでプロになることは難しいです。

なので1つを極めてプロになり、そのスキルを活かして一緒にビジネスをする。

 

例をいうと漫画家です。

A「絵は上手いけどストーリーが考えられない。」

B「ストーリーは考えられるけど絵が死ぬほど下手。」

そんな2人が上手く組めれば原作と原画の2人で漫画家デビューということができます。

全部が中途半端じゃ何もできない。

そんなことがカタンでも起きるのです。

 

これがカタンの基本の動きになるんですが、

例えば「都市」と「道」に注目してみてください。

この2つは2種類のカードがあればできるのです。

それに対して「家」を作るには4種類も必要。

それを全部サイコロを転がして自力で集めるのは大変な時が多いです。

そこで交渉というわけですねー!

 

 

4、マーケティングの基本について

正直ここは人によって分かれると思いますが僕の中でのマーケティングとは、

「いい商品を売るためのスキル」

だと考えています。

綺麗事っぽいですけどね。

いい商品は売るべきだし、売らなきゃ新しい商品が登場しない。

いかに顧客に価値を提供できるか。

マーケティングをする側も日常生活においては顧客です。

なので物を買う時の気持ちは理解できると思います。

 

例えば家電を買う時、顧客は多機能だから買うわけではありません。

その機能を使って自分が便利になったり、生活の質が上がるから買うのです。

でも世の中の商品は機能を詰め込もうとしがちです。

 

3つの機能がついて2000円の商品があったとして、

それに1つ機能が追加されて4つの機能で2000円になったとします。

お得になったとは思いませんか?

でもその機能がどういう効果を顧客に与えるのか?を考えないとダメです。

多少便利になるかもしれませんが、機能が1つ増えることで使い方が複雑になるというデメリットもあるのです。

それは良い商品なのかというと少し微妙ですね。。

 

マーケティング」そして「交渉力」は何にも勝る技術だと思います。

相手が何を求めているのか、相手に対してどんな利点があるのか。

それを磨いていくことが人生で勝つ秘訣かななんて思ってます。

 

そんなお勉強をしていきましょう。

一緒にやってくれる人がいたらいいな〜と思います。

とりあえずカタンはめちゃくちゃいろんなことが学べるのでオススメです!